ウールの着物の洗濯 - ほぼセルフビルド*ふたりでつくった家・猫・暮らし ほぼセルフビルド*ふたりでつくった家・猫・暮らしウールの着物の洗濯

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2015年 05月 29日 (金) 12:14 | 編集
今日は5月29日で呉服の日。
ということで着物ネタです。
母から譲ってもらったウールの着物。
全体的には比較的綺麗なのですが、
小さなシミが沢山付いています。30カ所以上でしょうか(汗)
ももの辺りや袖なので、醤油か何か?
正月にこれで料理したのかもしれません。
かなり以前にクリーニングしてしまい込まれていた感じなのですが、
当時染み抜きをしてもらわなかったのね。
※私はもちろん、母も知らなかったのですが、
丸洗い=ドライクリーニングでは、
汗や醤油などの水溶性の汚れは落ちないようです。
染み抜きや汗抜きの指定をしないと綺麗にならないって、
知っている人がどれくらいいるんでしょう?


白地ですごく気になるので、染み抜き&洗う事にしました。
ウールだし縞柄は好みじゃないので、実験です。
覚え書きなので、作業工程の画像はありません(汗)
自己流なので、責任は持てませんのでよろしくお願いします。

まずはベンジンをシミにつけて試してみます。
落ちる気配は全くありません。
10年以上前の古いシミでエマールで落ちる気がしないので、
酸素系漂白剤を試してみます。
愛用しているシャボン玉の酸素系漂白剤は、
ウールやシルクには使えないと書いてあるので、
水洗いできる白物、色物、柄物のせんい製品
(木綿、麻、化学せんい、毛、絹)

に使えるワイドハイターEXパワーを試してみました。



原液を麺棒につけて、シミに塗っていきます。
繊維にしっかり染み込んでいて、
ブラシでこすっても落ちる気配がないので、
つまみ洗いをします。シミの数が多いので大変(涙)
繊維の縮みが少しありますが、シミを落とすのを優先。
縮みはアイロンでほとんど伸びます。
なんとか目立たない程度にシミが薄くなりました♪

次は中性洗剤で洗います。洗いは浴衣で慣れているので余裕♪
本畳にして、洗面台に入るようにさらに半分に折って、
水を溜めてエマールで優しく押し洗いにします。
すすいだら、巻くように畳んで洗濯機の内層に沿わせて、
20秒程脱水します。コツは、ギリギリ水が滴らないほどの
軽い脱水です。こうすると、きものハンガーに干すだけで、
シワがある程度伸びます。
私は、浴衣ならば、ノーアイロンです。
今回のウールは綺麗に着たいのでアイロンをかけます。

衿の部分だけはシルクかポリで袷になっているので、
濡れている状態で引っ張りながらアイロンをかけました。
浴衣のように、衿の内側も同素材なら乾いた後でも大丈夫ですが、
異なる素材の場合は、乾く前が良さそうかなと。
全体にも裏から軽くアイロンをかけて、
きものハンガーで干します。
乾いた後に繊維の縮みがあったので、
最後にスチームアイロンをかけ直しました。
最初の軽いアイロンはあまり意味が無かったのね。
(袷の部分だけは濡れた状態で必要だと思うけど)

洗い終わったウールの着物

作業終了。before画像は無いので比較は出来ませんが…
はースッキリ。シミが目立たなくなって、
ドライクリーニングと違ったさっぱり感があります。
縞柄なので、完全に普段着ですね。
白い割烹着で昭和のおばさんになれます(笑)
ちなみにウールの着物は、武蔵小山で買っていたそうです。

母が「着物をもらえて良かったでしょー」と言いますが、
7枚もらって、何も手入れせずに着られる着物は1枚だけでした。
サイズはほとんど同じなのでまだ良いのですが、
シミ、シワ、たるみなど、状態がイマイチ。
(お肌の話じゃありません 笑)
シミを落として破れを繕って、
皺くちゃになったものにアイロンかけて、
袖を外して裄を直して。すんごい手間がかかってます。
ほとんどの着物は、裏地だけが縮んで裾がたるんでいますが、
母は着用前後の合計2週間は吊るすと言っていたので、
そのせいかも知れません。
良い着物は、プロに直しに出そうかと思ってます。
いずれにせよ、折を見つつ順次クリーニングにも出さないと。
ううっお金がかかる〜(涙)

いくらタダで着物をもらっても、
綺麗にして着るには手間とお金がかかるので、
そうそう手放しで喜べないのよ。
着物が好き&母のイイ着物がタンスの肥やしはもったいない!!
という貧乏性な気持ちが無いと無理だわー。
そういう思い入れが無いなら、気に入った柄の
状態の良いリサイクルを買った方がいいでしょうねぇ……。



追記:
測ると158cm→151cmと身丈が7cmも縮んでました。
水通ししてから仕立てたものはわかりませんが、
ウールの自宅洗いはやらないほうがよさそうです。

2017年3月追記:
2度目の洗濯をしました。畳んだままアクロンで押し洗い、
柔軟剤代わりのリンスで仕上げ、
洗濯のりに浸して、滴らない程度に10秒ほど脱水にかけてから、
よく伸ばしてから干しました。
乾燥した時期なので、2時間ほど干して9割ほど乾いた状態で、
伸ばしながらアイロンをかけました。
前回151cmに縮んだ身丈が156cmと5cm戻りました!
引っ張りながらアイロンかけるだけでこんなに違うんだなぁ。
これなら着られるレベルです。ほっ。

Comment
この記事へのコメント
きれいな縞ですね
染み抜き大変でしたでしょう。
ワイドハイターを綿棒で付けて。シミひとつひとつをつまみ洗いする…何と根気のいることか。でも、きれいな色合いの縞がよみがえりましたね。

去年春、仕事を辞めたのですがが、またアルバイトを引き受けてしまい、相変わらずバタバタ過ごしています。
編物もなかなかできずに冬が終わり…昨日、久しぶりに亀田縞の木綿でウェストゴムのワイドパンツ(というか長〜いキュロットスカート)を作りました。老眼でミシン目が見えにくく肩が凝りますが、簡単手芸でも気分転換になりました(笑)。
2015/ 06/ 15 (月) 18: 18: 28 | URL | アルフ # UO877UMs[ 編集 ]
アルフさんへ
シミ抜きは大変でしたが、クリーニングに出すと
いくらかかるのかわからないので、
(以前聞いたときは、シミ抜き1箇所いくらだったので…)
自分の手間だけで済むならとがんばりました。

自分の両親や周囲を見ていても、
お忙し方は仕事をやめた後も何かと忙しいように思います。
その方が生活のリズムが崩れなくて良いのかもしれませんね。

亀田縞って初めて知りました。素敵!!!
ワイドパンツ、良いですねー。
老眼&肩こりは同じくです。
竹細工なら2.0の老眼鏡でなんとかなりますが、
裁縫の縫い目は本当に見えません。
40代でこれなので、先々どうなることやら…
2015/ 06/ 15 (月) 21: 32: 52 | URL | Saki # p7kNwp6A[ 編集 ]
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