ささやかな幸せ・暮しの手帖 - ほぼセルフビルド*ふたりでつくった家・猫・暮らし ほぼセルフビルド*ふたりでつくった家・猫・暮らしささやかな幸せ・暮しの手帖

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2016年 06月 08日 (水) 12:00 | 編集
生まれて初めて最初から最後まで見た朝ドラが
「あさがきた」で、土曜日の BS再放送を録画していました。
そのままにしてあったので、続けて「とと姉ちゃん」も見てます。
暮しの手帖を創った人がモデルなんですね。
今の私の暮らしがあるのは、思えば暮しの手帖のおかげなのです。
母が定期購読していたので、
小学生の頃から高校卒業位まで愛読してました。
藤城清治の影絵の童話がきっかけですが、
後にも先にも、私が継続して読んだ雑誌って、
この頃、昭和40年代〜60年代の暮しの手帖だけです。
バックナンバーから家にあったので、古い物も読んだのでした。
スクラップした記事が今もあったりします。

暮しの手帖のスクラップブック
私の昔のスクラップブック。ググってみたら、
右の記事は1980年の67号のようです。

両親は共働きで忙しく、母から教えて貰った生活の知恵なんて、
ほとんどないのですよ。
なので、くらしの手帖から、たくさんのものを得ました。
小学生にとっても、ズドンズドンと入っくる雑誌でしたねぇ。
鉛筆をナイフで削る記事、歯槽膿漏のブラッシングの記事。
合板か何かでカヌーを作るってのもあったなぁ。
実家を出てからの料理は、
祖母の遺品の暮しの手帖の古い料理本で覚えましたよ。
おそうざい十二か月という本です。今でも買えるのね。



とと姉ちゃんのドラマ内で
「ささやかな心がけが小さな幸せを生む」だったかな。
本当にねぇ。
毎日毎日繰り返される日常。
田舎であっても都会であっても、場所は関係ない。
10歳も80歳も関係ないです。
今の私の暮らしは、優雅だなと人に思われることもありますが、
それは隣の芝生は青く見えるってやつです。
小さな幸せがあるからといって、
苦労や面倒なこと、不満がないわけでもない。
本当に、いたってフツーの山あり谷ありの日常生活です。

小さな幸せが心の支え。
そういうヒントが満載だったんですよね、昔の暮しの手帖は。
ブレのない芯が、ピッと通ってる美しさがありました。
しみじみ良かったなと思う、子供の頃に暮しの手帖に出会えて。
ちなみに、定期購読していた母自身は、読んでなかったという(爆)
母は仕事に遊びに消費に忙しく、
本や雑誌を読むこともなく、
暮らしや家庭には興味ない人でしたねーいやはや。

古い暮しの手帖がかいま見える記事
古い「暮らしの手帖」のくらべ記事を調べてみた

こういう事実に基づいた取材力を子供の頃から見ちゃってるから、
今のマスコミの、事実に基づかないロマン満載の編集に、
耐えがたいものを感じるんだろうなぁ。
ロマン先行だと、足元がおろそかになって、
ささやかな幸せが手に入らなくなると思うんだけどね。
メーテルリンクの青い鳥しかり。

そして、信濃毎日新聞で、暮しの手帖の元編集部員の、
唐沢平吉さんから話を聞いた記事で、花森安治に関する、
”戦争の片棒かつがぬために” という見出しの記事を見つけました。
生活者の目線にこだわったのは、一人ひとりが暮らしを慈しめば、
再び戦争を起こさないという思いからだったという。

とありました。

私もそう思って今の暮らしをしているので、驚きました。
幸せや平和を守るために、シュプレヒコールやプラカードで闘うってのが、
なんだか馴染めなくて。
そして闘って何かを勝ち得た人を見ても、
私の目には幸せそうにはみえなくて。
闘う以外に選択肢はないのか、という実践が今の暮らしです。
諦めずにこつこつ長い目で物事やることとか、和顔愛語とか、
10年、20年とささやかな心がけの積み重ねです。
暮しの手帖を読んでいた小学生の私が、
35年後の新聞記事で、花森安治の想いを知り膝を打つ日が来るなんて、
まったく思ってもみなかったことです。面白い。

これは あなたの手帖です
いろいろのことが ここには書きつけてある
この中の どれか 一つ二つは
すぐ今日 あなたの暮しに役立ち
せめて どれか もう一つ二つは
すぐには役に立たないように見えても
やがて こころの底ふかく沈んで
いつか あなたの暮し方を変えてしまう
そんなふうな
これは あなたの手帖です

    
雑誌の最初にあるメッセージより。
ちなみに、平成になってからの暮しの手帖は読んでいません。

Comment
この記事へのコメント
暮らしの手帳、素晴らしい雑誌ですね。 うちの場合は母が友の会だったので、婦人の友が愛読書でした 笑  地道な暮らし方です。  
コメントを思わずしたのは最後の方の戦争のこと。 全く私と(おそらくほとんど?)同じ考えだったので驚きました。 自分の暮らし、自分を見つめること、そういうところからしか始まらないのではと思っています。 私がブログをしていることも、実はそういう理由です。  なんだか嬉しく、励まされました。ありがとう。
2016/ 06/ 08 (水) 18: 39: 42 | URL | tom # -[ 編集 ]
堅実な生活を目指す人は必ずこの本を読んでいますね。
親戚の男の子がここに就職しています。もういいおじさんだけど。
私は、少し年齢的にはズレていたかもしれません。少し上の人の愛読書だったと思う。(家庭を持っている)
だから、きっとSakiさんのお母様も購読していて、ご本人じゃなく娘さんであるSakiさんの目にとまったのでしょう。
2016/ 06/ 08 (水) 21: 38: 17 | URL | fran9923 # RV.Uo77k[ 編集 ]
tomさんへ
婦人の友や友の会などを知りませんでした。
その雑誌も興味深いです。機会があったらチェックしてみようと思います。

戦争と暮らしについては、tomさんも同じなのですね。
多分、こういう暮らしをしていると、自然な流れなのだと思います。
若い時は、自分の利益を守る為には、
闘ってどうにかするもんだと思ってました(汗)
今は、自分の利益を守る為には、
自分でどうにかするもんだと思ってます。
そして焦らず時間をかけた方がいい結果になるようです。

ネットやブログがあって良かったです。
自分だけじゃないんだなーと励まされる事が多いです。
こちらこそ、コメントありがとうございました。
うれしいです。

2016/ 06/ 08 (水) 22: 07: 11 | URL | Saki # p7kNwp6A[ 編集 ]
franさんへ
確かに、暮しの手帖は、独身の若い方が進んで買う雑誌ではないですよね。
当然、普通の小、中学生が喜んで読むものでもなかったですが(笑)
それでも、いくつかは面白いと思う記事があったのですよ。
まさか大人になって、こういう暮らしをするとは思ってませんでした。

えーうちの母、堅実な暮らしとは無縁な人なのに、
なんで定期購読してたんだろう?
読んでいる気配もなかったし、解約するのが面倒だったんだろなぁ。
おかげで私は母に似ることなく、堅実になったわけか。。。
2016/ 06/ 08 (水) 22: 27: 17 | URL | Saki # p7kNwp6A[ 編集 ]
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